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Sunday Pickup

3月最後の日曜日は全国的に雨模様。
今週おすすめの旧作は「マッド・ガンズ」(2014年:ジェイク・パルトロー)、「合葬」(2015年:小林達夫)、「ラスト・デイズ」(2005年:ガス・ヴァン・サント)。

 

■マッド・ガンズ(原題:Young Ones)

近未来という設定だが、水不足により土地が荒廃しテクノロジーは進歩どころか後退しているに等しい。AIのような高度なロボットではなく「インターステラー」で見かけたターズのようなロボットが登場する(みているうちにすごく愛着がわいてくる)。荒野に鳴り響く銃の音、復讐に至る青年の心境、そのどれもが静けさのなかにあって美しい。鑑賞後はこの監督の作品をもっと観たい!と思うことだろう。そしてそのフィルモグラフィを観て、本作は監督の新境地だったことに驚かされる。
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■合葬

「カントリーガール」などで知られる小林監督が杉浦日向子の同名コミックを映画化。柳楽優弥や瀬戸康史らが幕末の動乱のなか運命を翻弄されていく姿を好演しており、脇をかためるのはオダギリジョーや門脇麦などこ実力派俳優たち。近年やたらコミックの実写化が多いなか本作は数少ない成功の例だろう。画の撮り方やカメラアングルのアイデア、音楽の使い方など作家性が高いながらも決して難解ではなく、かといって薄っぺらでもない。87分間という時間もまた、もう一回観てみようという気持ちにさせてくれる。
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■ラスト・デイズ(原題・Last Days)

監督、脚本をガス・ヴァン・サントが手がける。ニルヴァーナのカート・コバーンの死から着想を得たという本作は音楽監修にソニック・ユースのキム・ゴードンが起用されている。森の中をさまよう主人公ブレイクは人目を避け、周囲も彼から距離を取っている。来客対応するシーンはちょっと滑稽だし、1人で色んな楽器を演奏するシーンはかっこいい。死のその瞬間まで時間は緩やかに静かに進む。
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