映画館でみた映画(聖なる犯罪者)
予告編もみていないのに、前々からこれ観よう!と決めていた動機が謎映画。
イントロダクションのこのへんを何かでみかけたのがきっかけだったかもしれない。曖昧。
ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』やペドロ・アルモドバル監督『ペイン・アンド・グローリー』と肩を並べて第92回アカデミー賞®国際長編映画賞に見事ノミネート
年齢指定がついている映画は作中で「あーここがそうだからか、なるほど」と答え合わせをするのだがこれについては謎、序盤数秒のモザイクがかかっていたシーンぐらいしか思い当たらず。内容的に中高生が観てもいいと思うので18はちょっと厳しすぎる気もする。
結論からいうとラスト5分ぐらいの乱闘シーンからエンドロールの流れがかなり良かった。あとはタイトルバック。
ラスト5分の撮り方、いきなり違うじゃん?!だし、主人公を演じているバルトシュ・ビィエレニアが、終始ミステリアスで表情読めない系なので、それが作中の不穏な感じを表現していてとても良いんだけどラストカットが最大限に活きていて良い。
ばん!といきなり終わるしハッピーエンドではないので、人によっては後味悪いと思うかもしれないけど、個人的に終わりかたは悪くないと思った。
ダンスミュージックで踊るところや異様に歌が上手いバルトシュ、神々しい。
勝手にバイオレンスで狂気的な内容かと思いこんでいたけど、普通に良い話だった。笑える箇所も意外とあるけど、満席近くて笑える雰囲気ではなかったので我慢...したけど笑いましたが。