映画館でみた映画(はちどり)
去年、話題になっていた『はちどり』。
渋谷ユーロスペースで1日1回アンコール上映ということで観てきた。
数日前に、映画好きの友人も近々観に行く予定だと話していたのだが、上映後にばったり会った。
友人は本作についてどう思ったのだろうか、映画に詳しいのでそのうち話を聞きたいと思う…。
主役のウニを演じるパク・ジフの清涼感がとにかく半端ない。
セミの鳴き声がけっこう入っているので季節は夏だろうし、中学生ってもっと汗びしゃびしゃなイメージなのだが汗ひとつかいていないし、凛としていて透明感もある。
以上、、、。
完全に好みの問題だと思うのだが、中盤まできたあたりで「最後までこの感じで終わるんだろうか?どうしよう…」という気もちになってしまった。
当時の社会的背景や、韓国という国の特徴を少女の目線を通してみてみる。兄の暴力や不仲な家庭環境(厳密にいうと不仲ではないんだろうけど家族仲良し!とも違う)、学力社会などなど、重苦しい問題が描かれるのだが、そこからクライマックスの橋の事故につながるまでの緊張感や衝撃が物足りなかった。
食卓シーンで食器の音が異様に大きかったけどあれは何か意味があるんだろうか?
食事が毎回品数多くて豪華だなと思った。