日記2019~

こんにちは

映画館で観た映画(サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス)

サン・ラーって誰?!

 

予告編をみてなんとなく面白そうだな、というのが観る動機だったので、うっかりサン・ラーのことを全く知らずに観に行くところだった。

 

自らを土星生まれと語り、フリージャズのカテゴリーに括りきれないアバンギャルドな作品を数多く発表した作曲家サン・ラーが脚本、音楽、主演を務めたSF映画

eiga.com

 

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74年制作とのことで、宇宙船のデザインや、インテリア、衣装、そして色彩などからアヴァンギャルドな空気を感じられておもしろい。

ちょっと前にヴェイパーウェイブが流行っていたけど、そのころに上映していたら若い子にもっとウケていたかもしれない。とはいえ、74年にすでに制作されていたわけでカルチャーは繰り返す…。

 

壮大なサン・ラーのMVを観ているようだった。ただ、その内容には人種差別や資本主義、商業主義に対する批判めいたものも含まれていて、ただのシュールなSF映画にはとどまらない。

「地球人よ、さらば」

サン・ラーにも見放された滑稽な地球人。少しの寂しさを感じる結末だった。

 

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