日記2019~

こんにちは

映画館で観た映画(愛のコリーダ)

戦場のメリークリスマス』が苦手だ。

作品が悪いとかではなくて、個人的に嫌な思い出があって、あのテーマ曲を聴くといらっとするのだ。嫌な思い出よりも前に鑑賞済みだったのが不幸中の幸い…。

 

ちょうどいま『愛のコリーダ』と『戦場のメリークリスマス』を武蔵野館で上映していて、どちらもスクリーンでは観たことがなかったしどちらも観るべきなんだろうけど、そういう事情があるので『愛のコリーダ』を観ることにした。

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『ミッド・サマー』で途中までモザイクなくて途中からモザイクかかった(逆だっけ)瞬間、「今まではよかったのになぜ!?」と心の中で突っこんだ覚えがあるけど、それと似たどうでもいいツッコミをすると、散々モザイクしといて切り取ったらモザイクしなくていいの?と思った。

それは置いといて、ひとつひとつの画がしっかり作り込まれていてすごい。藤竜也肌襦袢一枚で河原みたいなところを走るシーンとか、序盤で雪が降るなか、主人公が藤竜也と奥さんの部屋を覗くショットとか。

女の人の肌感も生々しく撮られていて、たちのぼる熱気というかじめっとした湿度?みたいなものを感じた。

 

漠然とだけど、この熱量の作品って今後現れないだろうなと思う。今が悪いとか昔が良いとかではなくて、これを撮らないと死ぬ!ぐらいの勢いと、それにこたえることのできた役者陣、制作陣がちょうどそのときにちゃんとそろっていた、という感じがする。

 

戦場のメリークリスマス』もスクリーンで観なきゃいけないかな~

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