家で観た映画(2021年1月)
昔みたような気もするけど記憶が曖昧だったので改めて視聴。
酔っぱらいのルトガー・ハウアーが良い味だしている。あまりお酒飲まない人、もしくはちゃんとしている人からしたら、とりあえず借りたお金さっさと返しなよ、という話でしかないだろうけど、色々タイミングを逃しているうちに今回も返せなかった~そしてまた呑む、という抜け出せないだらしなループ、何となくわかる気がして愛おしかった。
毎日つらい(とくにお金)けど、飲んでいる間だけはそのことを少しだけ忘れられるし気前も良くなるしね。
・ヘレディタリー/継承
『ミッドサマー』は去年映画館でみたけどこちらはみていなかったので視聴。
んん~、ちょっと期待が大きすぎたかも。確かに怖いんだけどそこまでではないし、かといって爆笑系ホラーでもないし…でも妹の首が飛んだときは爆笑した。
『ミッドサマー』も同じような感想を抱いたのでアリ・アスターとあまり相性が良くないんだろうか?という疑問もありつつ、まだ2本しかみていないので、もうちょっと確認する必要がありそう。話題の監督ではあるので注目はしている。
口を「ポン!」と鳴らされるだけで恐怖を感じる人とか当時いたんだろうな。『IT』の赤い風船のように...。そういう意味では上手だなあと思う。
とくに観るつもりはなかったけど、流れていたのでみたら意外と面白くて結局最後まで鑑賞。原作も数話読んだことがあるけどいきなり読んでもそれなりに楽しめるのでそもそも面白い作品なんだろうな。もうすぐ続編も公開されるらしい。映画館でみるかと言われると微妙なところだけど、誰かに誘われて尚且つ安い日だったらみにいくかもしれない。
主題歌がレディ・ガガなのはなぜ…。使用料高くないのかな、気になる。
・サマー・オブ・84
たぶんほかの映画と勘違いしていた気がする。もともと青春ジュブナイル系映画にそんなに興味がないので、普段だったらみないはずなのに自らすすんでみてしまった。
フォントが『ゼイリブ』ぽかったからそれと混同してSFものだと勘違いしていたのかもしれない。
あともう二つぐらいどんでん返しや盛り上がるところがあるかと思いきや普通に謎が解けて終わってしまった。鑑賞後うううううんと唸ってしまった。
以前映画館でもみたけど再度視聴。だらだら観るのに丁度いい。レコードをフリスビーのように武器に見立てて投げるシーンで、どれを投げるか選別するくだりがとくに好き。こういう音楽ネタはよくあるのだが、自分の世代よりもちょっと上というのがまた良いのだと思う。リアルタイムで通過していないので言っていることがかっこよくきこえる。
・新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
これは10年近く前にDVDを借りてきてみたことがあるのだが、『シンエヴァンゲリオン』の公開ももうすぐ(いつ?)ということもあり、おさらいがてら。
昔みたときはTV版から一気にみたので、うわあなんかすごい話だなという程度の印象しかなかったのだが、改めてみると実験的要素が多く、中毒性があるなと思った。庵野監督だけがその世界の仕組みをわかっていて、観客を置いてけぼりにしている感じがとてもよかった。